<動意株・23日>(大引け)=ナガオカ、ネクストウェア、富士電機など

材料
2019年4月23日 15時08分

ナガオカ<6239>=ストップ高。同社は石油プラントの部材や内部装置を手掛けるが、22日取引終了後、北米でスクリーン・インターナル(石油などプラント内部装置)の大口受注を獲得したことを発表、受注金額は日本円にして11億400万円。2020年6月期に製造する予定としている。これを受けて来期業績への寄与を期待した買いを呼び込む形となった。

ネクストウェア<4814>=急騰。同社はきょう午前10時ごろ、米リアルネットワークス社(ワシントン州)と代理店契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが入っている。今回の代理店契約締結は、リアルネットワークスの顔認識システム「SAFR」を使って、ネクストウェア子会社のOSK日本歌劇団のイベント会場にチケットを用いない顔パス入場やOSKグッズの購入をキャッシュレスで購入できるようにするのが狙い。また今後は、IR(統合型リゾート)やライブエンターテインメントへの展開など、グループ外のさまざまなサービスにも拡張するとしている。

富士電機<6504>=急反発。23日付の日本経済新聞は、同社の19年3月期連結営業利益に関して「前の期に比べて5%増の590億円程度だったようだ」と報じた。従来予想(580億円)を上回り、2期連続で最高益を更新する。電力制御の「パワー半導体」が電気自動車(EV)やハイブリッド車など自動車向けが好調。工場の電力効率を高める製品やサービスでは利益率が改善した、という。

理経<8226>=急騰。同社は22日取引終了後、19年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を95億円から100億8800万円(前期比26.4%増)へ、営業損益を1億円から1億4600万円(前期1億7400万円の赤字)へ、最終損益を5000万円から1億2200万円(同1億8400万円の赤字)へそれぞれ増額した。システムソリューション部門で大学官公庁向けシステムが好調に推移し全体を牽引、一昨年子会社化したエアロパートナーズの防衛省向けの修理契約増加も寄与して会社側の従来想定を上回る見通し。更に未定だった配当についても年3円と2期ぶりの復配を決めた。これを材料視する形で投資資金が流入している。

CEホールディングス<4320>=続急伸し年初来高値を更新。同社は22日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(18年10月~19年3月)連結業績について、売上高が54億5000万円から58億9200万円(前年同期比30.0%増)へ、営業利益が1億7500万円から4億6700万円(同37.8%増)へ、純利益が1億1600万円から2億3900万円(同25.1%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。主力の電子カルテシステム「MI・RA・Is/AZ(ミライズ・エーズィー)」を含む医療情報システムの販売が順調に推移したことに加えて、第2四半期に予定していた外注費を中心とした費用の計上が第3四半期以降にずれ込むことが要因としている。

よみうりランド<9671>=急反発。同社は22日の取引終了後、集計中の19年3月期連結業績について、売上高が211億円から219億5700万円(前の期比5.0%増)へ、営業利益が22億4000万円から32億6300万円(同41.0%増)へ、純利益が16億5000万円から23億3800万円(同10.9%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。遊園地部門で冬季のイルミネーションイベント「ジュエルミネーション」が前年度を上回る集客となったほか、夏の猛暑によってプールの入場者が過去最高となったことが貢献。また公営競技部門でも、川崎競馬場、船橋競馬場とも勝馬投票券の購入総額に相当する売上高が過去最高となったことも寄与した。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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