イラン産原油輸入禁止措置、影響について慎重な見極めが必要か

経済
2019年4月23日 16時04分

22日のNY原油先物は大幅高となった。米政府は、イラン産原油の禁輸措置について、「日本を含む8カ国・地域に対する適用除外措置を更新しない」ことを決定したことが買い材料となった。報道によると、ポンペオ米国務長官は「米政府はイランの原油輸出をゼロにすることを目標としている」と述べた。適用除外措置の撤廃後にイランから原油を輸入すれば米国の制裁措置の対象となるもようだ。

イラン産原油の禁輸措置を受けて今月26日にワシントン予定されている日米首脳会談の場で、米国側はこの問題について日本側に説明するとみられる。日本側では禁輸措置を以前から想定していることから、現時点で原油供給面での強い不安は生じていないようだ。ただし、原油高は長期化する可能性があるため、製造業や景気全般、株価への影響が警戒されている。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.