２４日の株式相場見通し＝米ナスダック・Ｓ＆Ｐ５００の最高値更新を好感し買い優勢

２４日の東京株式市場は、前日の米株式市場で、ナスダック総合指数とＳ＆Ｐ５００種株価指数がともに過去最高値を更新したのを好感して買い優勢の展開となりそうだ。２４日早朝の東京外国為替市場では、１ドル＝１１１円８０銭台での推移となっている。

２３日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前日比１４５．３４ドル高の２万６６５６．３９ドルと反発した。この日、決算発表した機械大手のユナイテッド・テクノロジーズやコカ・コーラなどの結果が好調だったことから、全般相場は堅調に推移。ナスダック指数は８カ月ぶりに過去最高値を更新した。Ｓ＆Ｐ５００種株価指数も最高値に上昇したほか、ＮＹダウも最高値に迫っている。アップルやアマゾン・ドット・コム、アルファベット（グーグル）といった主力ＩＴ関連株が堅調。クアルコムやテキサス・インスツルメンツ、エヌビディアなど半導体関連株も高い。半面、プロクター＆ギャンブルやベライゾン・コミュニケーションズ、ボーイングが安い。ナスダック総合株価指数は、同１０５．５５６ポイント高の８１２０．８２２と３日続伸した。

日程面では、日銀金融政策決定会合（２５日まで）、３月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、独４月のＩｆｏ景況感指数が焦点となる。（冨田康夫）

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）