川崎汽が後場急伸、20年3月期は営業黒字転換へ

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2019年4月26日 14時01分

川崎汽船<9107>が後場急伸。前引け後に発表した20年3月期の連結業績予想で、売上高7600億円(前期比9.2%減)、営業利益60億円、最終利益110億円と黒字転換を見込んでいることが好感されている。

自動車船で航路改編・運賃修復の取り組み効果による収益改善や、電力炭・LNGを中心とした中長期契約の積み上げによる改善を見込む。また、ドライバルク事業でも構造改革の効果が下期に現れるとみている。

更に同社は、社外取締役候補者としてエフィッシモ・キャピタル・マネージメントの内田龍平氏を選定したと発表した。エフィッシモは物言う株主として知られ、同社の大株主であることから、業績改善に弾みがつくとの思惑も働いているようだ。

なお、19年3月期決算は、売上高8367億3100万円(前の期比28.0%減)、営業損益247億3600万円の赤字(前の期72億1900万円の黒字)、最終損益1111億8800万円の赤字(同103億8400万円の黒字)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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