NY株式:NYダウ122ドル安、利下げ期待後退を嫌気

市況
2019年5月3日 6時11分

米国株式相場は下落。ダウ平均は122.35ドル安の26307.79、ナスダックは12.87ポイント安の8036.77で取引を終了した。昨日のFOMCでパウエルFRB議長が利下げに否定的な見解を示し、失望売りが先行。原油安も嫌気され、軟調推移となったものの、ハイテク銘柄への買いが下値を支える展開となった。セクター別では、半導体・半導体製造装置や家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方でエネルギーや自動車・自動車部品が下落した。

原油相場の下落で、エネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移。化学メーカーのダウ・デュポン(DWDP)は、決算内容が予想を下振れ、下落。建設機械のキャタピラー(CAT)は、増配を発表したものの、概ね予想通りの内容となり、売られた。一方で、電気自動車のテスラ(TSLA)は、社債と株式発行により約20億ドルの資金調達を行うことを明らかにし、上昇。スポーツ用品メーカーのアンダーアーマー(UAA)は、通期見通しを引き上げ、堅調推移となった。

マーケット終了後に医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズ(GILD)が発表した1-3月期決算は、売上高は予想を下振れたものの、一株利益は上振れた。時間外取引で上昇して推移している。

《MK》

提供:フィスコ

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