Jストリーム---19年3月期売上高11.1%増、各セグメントが増収

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2019年5月7日 12時11分

Jストリーム<4308>は4月26日、2019年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比11.1%増の67.81億円、営業利益が同12.4%減の3.13億円、経常利益が同13.3%減の3.19億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同32.0%減の1.95億円となった。

販売面においては、医薬系業界を中心としたライブ配信受注が特に上期において想定を下回る結果となったが、メディアによるコンテンツ配信サービスサイトの運用や、サイトの機能強化に伴って実施されるシステム開発等の大口受注が得られた。また、情報共有・情報提供に関連するシステム、アプリ開発やウェブサイトの構築、一般企業のウェブサイトリニューアルに係る比較的大口の案件が受託できた。また、前年度に技術商社であるイノコスを子会社化したことに伴い、その他の売上高が増加した。

費用面においては、開発・運用体制の強化や、ウェブサイトリニューアル、システム開発、映像制作等の外注比率が比較的高い案件獲得が増加したことに伴い、労務費、外注費、業務委託手数料が増加した。また、イノコスの販売機器仕入分が売上原価の増加要因となった。販売費及び一般管理費については、社内業務プロセスの改善のための開発費等の出費増があったが、全体では微増に留めることができた。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.2%増の72.00億円、営業利益が同27.7%増の4.00億円、経常利益が同25.3%増の4.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.8%増の2.50億円を見込んでいる。

《SF》

提供:フィスコ

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