シュッピン---19年3月期は2ケタ増収、ECサイト会員登録数は順調に増加

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2019年5月8日 10時19分

シュッピン<3179>は7日、2019年3月期決算を発表した。売上高が前期比11.9%増の346.08億円、営業利益が同6.0%減の14.44億円、経常利益が同5.8%減の14.33億円、当期純利益が同8.8%減の9.82億円となった。

当事業年度においては、購入前から購入後までの流れの中で価値ある情報を提供するプラットフォームを完成させ、その循環の輪を広げるための取り組みを推進した。その結果、ECサイトでの当年度末の会員登録数は順調に増加し406,981名となった。一方で、前年度末に前倒しで物流及び商品化スペースの拡張を実施し、買取から商品化に係る業務の効率化を図ることで、中長期的な成長を見据えた基盤固めにも取り組んだ。各種サービスを活用したOne To Oneアプローチによって買い替えを促進することも継続して実施し、増収となった。

販売費及び一般管理費では、カメラの取引量拡大のためのポイント還元、ご優待チケットを利用した販売促進強化により販売促進費が増加、物流及び商品化スペースの拡張に伴う地代家賃と店舗改装にともなう諸費用の発生もあり、前年同期比16.8%増の41.68億円となった。売上総利益率については、新品カメラの需要が伸び悩む中、買い替えの促進、セールの実施等による中古買取・販売強化より低下、利益面では各利益ともに減益となった。

2020年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比8.9%増の376.72億円、営業利益が同9.0%増の15.74億円、経常利益が同9.2%増の15.64億円、当期純利益が同4.1%増の10.23億円を見込んでいる。

《SF》

提供:フィスコ

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