アイ・アールジャパンホールディングス---19/3期は2ケタ増収増益、5期連続で過去最高を更新

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2019年5月14日 13時50分

アイ・アールジャパンホールディングス<6035>は14日、2019年3月期(2018年4月-2019年3月)連結決算を発表した。売上高が前期比16.3%増の48.27億円、営業利益が同24.0%増の14.34億円、経常利益が同25.1%増の14.47億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.9%増の9.76億円となり、売上高、各利益とも5期連続で過去最高を更新となった。

アクティビスト及び伝統的な機関投資家による日本企業へ圧力が強まるなか、機関株主の議決権情報の精度やスピード等のエクイティ(株式議決権)・コンサルティング会社としての強みが高く評価され、同社の実質株主判明調査、議決権確保、アクティビスト分析等のSRコンサルティングサービスが大幅に増加。

投資銀行業務も株式議決権、株主動向、コーポレート・ガバナンスに関する圧倒的知見を活用した、唯一無二の独立系FAとして存在感が大きく高まっており、アクティビストから提案を受けた上場会社に対するFA・PAの大型案件が順調に伸びた。引き続き独立系の特色を活かし、支配権争奪やアクティビスト関連のM&A案件のパイプラインも増加している。

コーポレート・ガバナンス関連においては、社外取締役の紹介や取締役会評価が、機関株主のガイドライン強化や法制度改定の影響を受け伸張した。

証券代行業務においても、企業防衛の最前線として機動的な株主対応能力の重要性が高まっており、受託社数を増加させた。

2020年3月期の連結業績予想については、売上高が前期比16.0%増の56.00億円、営業利益が同30.4%増の18.70億円、経常利益が同29.2%増の18.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.0%増の12.50億円を見込む。

株主還元においては、2019年3月期の配当について、前回予想から3円引き上げ1株につき23円とし、年間38円としており、4期連続で増配となっている。次期については、年間45円と7円の増配を見込む。

また同日、160,000株を上限とする自己株式の取得についても発表した。

《SF》

提供:フィスコ

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