三城ホールディングス--- 19.3月期は国内の営業利益増も海外の営業損失が響く
三城ホールディングス<7455>は15日、2019年3月期(18年4月-19年3月)連結決算を発表した。売上高が前期比1.4%減の496.89億円、営業利益が同45.9%減の1.46億円、経常利益が同49.7%減の2.33億円、親会社株主に帰属する当期純損失が店舗の減損損失9.68億円の計上もあって、13.42億円(前年同期11.60億円の損失)となった。
国内の主要子会社の(株)三城は、地域に合わせた店舗改装を実施しているほか、商品ラインアップは日本製にこだわったメガネフレームのPB商品の拡充と、スマホ用、ドライブ用など付加価値の高いレンズの開発・提案にも力を入れた。シニアマーケットは、商品の拡充を継続し、医療関連業務サポート事業では、グループ法人として一定の利益を確保している。海外子会社は、ベトナム法人やフィリピン法人など、5年内に進出した法人が堅調に利益を出している一方で、海外法人合計は営業損失が増加した。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.4%減の494.76億円、営業利益が同134.2%増の3.42億円、経常利益が同88.1%増の4.38億円、親会社株主に帰属する当期純損失が2.84億円を見込んでいる。
《SF》
提供:フィスコ