スカラ---3Qは大幅な増収増益、営業利益は前年同期比38.9%増

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2019年5月17日 11時04分

スカラ<4845>は15日、2019年6月期第3四半期(18年7月-19年3月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比41.2%増の127.81億円、営業利益が同38.9%増の17.02億円、税引前利益が同38.7%増の16.92億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同35.8%増の7.54億円と大幅な増収増益となった。

SaaS/ASP事業は、顧客ニーズへの柔軟な対応により、累積的に売上収益は増加しており、前年同期比28.1%増となった。SFA事業は、主力商品であるCRM/SFAソフトウェア「eセールスマネージャー」の販売がクラウド型を中心に堅調に推移し、前年同期比14.4%増の増収となった。フィールドマーケティング事業は、主力サービスである定期フィールドビジネスや人材派遣ビジネスが引き続き堅調に推移し、売上収益で前年同期比17.5%増となった。カスタマーサポート事業は、光通信グループ各社からのカスタマーサポートコンサルティング業務の受託に加え、スカラコミュニケーションズのSaaS/ASPサービスの提案、受注、導入が進んでいる。

2019年6月期通期については、売上収益が前期比29.4%増の166.00億円、営業利益が同29.3%増の20.00億円、税引前利益が同29.6%増の19.90億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同25.9%増の8.90億円とする2月14日に公表した業績予想を据え置くとした。

また、同日、中期経営計画について、グループにおける経営・事業戦略の方向性の明確化およびコーポレートガバナンス・コード対応の一環として、 2019 年8月 14 日に、当期決算と併せて新たに策定し公表することも発表した。

《SF》

提供:フィスコ

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