個人投資家・有限亭玉介:決算前後でチェックした銘柄をピックアップ【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2019年5月15日14時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『決算前後でチェックした銘柄をピックアップ』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。
まず初めに紹介させていただきますのは、共栄セキュリティーサービス<7058>です。3月18日に上場したばかりの同社は、名前の通り警備会社として首都圏を中心としたイベントや商業施設向け警備を行っております。今年はラグビーワールドカップが秋に行われますし、何より期待されるのが来年に向けた東京オリンピック、そして25年の大阪万博に向けた需要と、イベントが目白押しですねぇ。業績は好調でチャートは反発機運が高まるかといった見方をしております。
2つ目の銘柄は、ヴィッツ<4440>です。こちらも4月に上場したばかりの企業ですな。自動車や工作機械の組込みソフトウェア開発を主力に、自動車の自動運転や人工知能の安全活用に関わる重要な技術を提供しております。4月12日の取引終了後に発表した決算では連結経常利益1.1億円、通期に対する進捗率は18年9月-19年2月期累計の時点で41%にとどまり、翌日から軟調な地合いも相まって下落しております。
直近IPOゆえに目先の底を確認するのは難しいかもしれませんが、今後は自動運転やAIなどのテーマ性において、大手との引き合い増などの可能性の他、空飛ぶクルマの実用化に向けた思惑もある企業として今後人気化する可能性は十分にあるかと見ております。
3つ目の銘柄は、グレイステクノロジー<6541>です。産業機械向け各種マニュアルの作成・翻訳なども手掛けております。今週は5月10日に「20年3月期経常利益は前期比31%増&8期連続最高益更新の見通し」との決算発表にて窓をあけて上昇。年初来高値も更新してきました。この内容を受けてゴールドマンサックス証券もレーティングを「買い」として、目標株価を4000円にまで引き上げてきました。
2016年の上場以来、同社のTVコマーシャルを見るにまで至っていることから、同社には相応の成長性を垣間見る気がします。今後はAIによる翻訳などで競争も激化していく事が予想される同社の業種ではありますが、ニッチな業種でもありますので、市場を一歩リードしていく存在になるのではないでしょうか。
4つ目の銘柄は、ベルトラ<7048>です。去年の12月に上場し、国内・海外のオプショナルツアーの予約サイトを運営する企業ですな。上場後500円程度だったにも関わらず、現在は1400円台と右肩上がりに上昇を続けております。今週は5月14日の決算にて「19年1-6月期連結経常利益を4.1倍上方修正」と発表し、動意しました。
軟調な地合いの中でも、旅行関連、インバウンド関連としてのテーマ性と好調な業績がまだ人気化している要因です。訪日客にとっては現地価格でツアーが楽しめる事や、幅広いラインナップを揃えている事が会員数の増加に繋がっているように思われますなぁ。GWの10連休の結果が利益に上乗せされれば…との思惑もありますねぇ。
最後の銘柄は、中国やミャンマー・ベトナムなどの海外拠点で、OEM形態の生産を手掛ける総合アパレルメーカーのマツオカコーポレーション<3611>です。ファーストリテイリング<9983>の製品(UNIQLO)も手掛ける企業として以前もご紹介いたしました。
インドネシア工場も完成し、2月の決算発表後の水準をキープしながら推移してきた印象がありますが、あたくしは5月15日の決算発表を見て株価が落ち着いてから拾っていこうと考えております。PERが依然として割安水準ではあるものの、さて、業績は堅調か…と目を光らせております。(※この記事を書いている日が決算でございました。)
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《SF》
提供:フィスコ