<注目銘柄>=富士ソフト、組込みソフト需要旺盛でAI・IoTにも強い

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2019年5月21日 10時00分

富士ソフト<9749>の目先のもみ合い局面は仕込み場といえそうだ。株価は5月9日に発表した19年12月期第1四半期(1~3月)決算を受け、翌10日にマドを開けストップ高(700円高)に買われる人気となった。その後は調整を入れているが、4000円台半ばで売り物を吸収し再浮上の機が熟しつつある。

制御系ソフトに強みを持つ独立系システム開発会社で、自動車やFA機器向けに組込みソフトが好調に推移し収益を押し上げている。自動車向けでは自動運転関連の売り上げが伸びて全体業績に寄与している。1~3月期は営業利益段階で前年同期比35%増の39億4400万円と急拡大した。会社側の通期見通しである117億円(前期比2.6%増)は保守的であり、120~130億円のゾーンで増額される公算が大きい。

人工知能(AI)関連分野にも積極的に取り組んでおり、同社が掲げる「AIS-CRM(アイスクリーム)」ではAI、IoT、セキュリティー、クラウド、ロボット、モバイルそれぞれの分野で高い技術力を生かして案件拡大に努めていく構えにある。(桂)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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