日電波が反発、5G向けに超小型の恒温槽付水晶発振器を開発

材料
2019年5月24日 13時58分

日本電波工業<6779>が反発している。この日の午前中、5Gの基地局用途向けとして、高精度OCXO(恒温槽付水晶発振器)を開発し、7月からサンプル出荷すると発表しており、これを好感した買いが入っている。

超高速・大容量のサービスを実現するための5Gネットワークでは、マクロ基地局を補完するスモールセル(小型基地局)を多数設置する必要があるが、スモールセルは建物内部や屋外の電柱などの狭いスペースに設置されることから、内部部品は高密度実装化により温度が上昇し、外部環境変化の影響を受けることが想定されている。同社が開発した新製品は、95℃の高温度動作対応で、超小型サイズの9×7ミリメートルを実現。スマートセルに適した高安定水晶発振器としている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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