SECカーボンは小幅反発、人造黒鉛電極などの売り上げ拡大を見込む

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2019年5月27日 9時51分

独立系炭素製品大手のSECカーボン<5304>は小幅反発している。同社が14日に発表した20年3月期連結業績予想は、売上高470億円(前期比23.9%増)、経常利益200億円(同16.9%増)、最終利益140億円(同18.3%増)と2ケタの増収、経常増益を見込んでいる。

製品需要のタイト化による価格上昇が見込まれることから、引き続き人造黒鉛電極事業の売上高で前期比22.5%増の291億4000万円を見込むほか、アルミニウム製錬用カソードブロックが同30.3%増の123億8800万円、特殊炭素製品が同29.3%増の43億4000万円と各事業ともに好調を維持する見通し。一方で原材料価格の高騰が見込まれるものの、売り上げ増でそれを吸収する。

株価は、5月14日に年初来安値の7200円をつけて以降、反発に転じているがPER3倍近辺、PBR0.8倍台と依然として極端な割安水準にある。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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