「インド関連」は19位にランクイン、モディ首相続投で関心高まる<注目テーマ>

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2019年5月30日 12時21分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インド関連」が19位となっている。

5年ぶりに実施されたインドの総選挙で、モディ首相が率いる与党・インド人民党が300議席以上を獲得した。単独で下院定数545の過半数を上回り、与党連合では350議席超と圧倒的な勝利となった。親日的とされるモディ政権の続投が決まったことで、今後も日印間でのビジネスチャンス拡大に期待が寄せられている。

2015年12月には安倍首相が訪印し、それまでの「日印特別戦略的グローバル・パートナーシップ」を、両国の長きにわたる政治的、経済的、戦略的目標の広範な収束を反映した深淵かつ広範な行動指向のパートナーシップに移行させることを表明した。これを踏まえて、「日印ヴィジョン2025 特別戦略的グローバル・パートナーシップ インド太平洋地域と世界の平和と繁栄のための協働」と題する共同声明を明らかにしている。具体的には、モディ首相の地元グジャラート州アーメダバードと西部の最大都市ムンバイの間で、日本の新幹線を導入して高速鉄道を建設することが決定している。

日印間の経済関係強化で恩恵が期待される銘柄としては、インドの自動車で圧倒的な強みを発揮しているスズキ<7269>をはじめ、二輪車で実績のあるホンダ<7267>、ヤマハ発動機<7272>。モディ首相が来日の際に、兵庫県の新幹線車両製造工場を視察した川崎重工業<7012>。インドの原子力発電所に関連した受注の可能性がある日立製作所<6501>、三菱重工業<7011>に注目したい。

このほかに、インドの自動車向け塗料で実績のある関西ペイント<4613>、日本がインドへの輸出を目指す海上自衛隊の救難飛行艇「US-2」の製造を手掛けている新明和工業<7224>、インドで買収した冷蔵機器メーカーで業務用冷蔵庫を量産しているホシザキ<6465>、インドのエアコン市場で高いシェアを占めているダイキン工業<6367>、紙おむつの拡販を目指すユニ・チャーム<8113>、中国市場に続きインド市場での拡販を目指す良品計画<7453>にも関心が向かいそうだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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