NY株式:NYダウ512ドル高、貿易摩擦を巡る懸念が後退

市況
2019年6月5日 7時00分

米国株式相場は上昇。ダウ平均は512.40ドル高の25332.18、ナスダックは194.10ポイント高の7527.12で取引を終了した。中国政府が貿易摩擦問題で米国との対話による交渉を求めたことが好感され、貿易摩擦への警戒感が後退し、買いが先行。パウエルFRB議長が、必要であれば利下げに動く可能性を示唆したこともあり、終日堅調となった。セクター別では不動産を除いて全面高となり、特に自動車・自動車部品や半導体・半導体製造装置の上昇が目立った。

ハイテク大手への独禁法違反での調査への懸念が一服し、検索大手のアルファベット(GOOGL)、SNSのフェイスブック(FB)が堅調推移。動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、一部アナリストが、主要ハイテク株の中で独禁法及び規制関連のリスクが低い最良の投資先であると指摘し上昇。宝飾品のティファニー(TIF)は、決算で中国人旅行客への販売が大きく減少したものの、利益が市場予想を上振れ買われた。薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)は、中期的な経営戦略が好感され上昇した。

仏の自動車大手ルノーの取締役会は、同業フィアット・クライスラー(FCAU)との経営統合に関して5日に再び協議を行う予定。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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