ティーライフ---3Qも2ケタ増収、卸売事業・プロパティ事業が好調に推移

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2019年6月5日 15時23分

ティーライフ<3172>は3日、2019年7月期第3四半期(18年8月-19年4月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比21.7%増の68.11億円、営業利益が同11.9%減の1.97億円、経常利益が同7.1%減の2.19億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同44.1%減の1.55億円となった。

小売事業の売上高は前年同期比15.9%増の46.29億円、セグメント損失は広告宣伝費の積極投資や配送料の値上げの影響等により、0.77億円(前年同期は1.29億円の利益)となった。主力の健康茶、サプリメント、基礎化粧品を中心に展開するほか、独自性の高い商品を発売し、商品力の強化に取り組んだ。子会社Lifeitは、子育て関連やガーデン用品等の専門性の高いECサイトを展開し、品揃え拡充や販促強化により集客力向上を図り、グループ間でのノウハウ・商材の共有を進め、シナジー向上に努めた。海外販売は、台湾を中心にアジア圏にて販路拡大に取り組むとともに、顧客との交流会等の実施によりリピート率の向上に注力した。また、18年11月に中国(上海)に子会社を設立した。

卸売事業の売上高は前年同期比31.9%増の20.31億円、セグメント利益は同216.8%増の1.48億円となった。主力の北欧寝具に加え、美容・健康関連商品をテレビショッピング中心に積極展開した。小売店向けは、キャラクター雑貨、キッチン雑貨のスチームケース等の主力商品のほか、ギフト用セットや取引先のニーズに合わせたOEM商品の拡充、春夏向けにクールアイテムを追加投入した。また、国内外の展示会への出展により、販路拡大にも努めた。

袋井センターを活用したプロパティ事業の売上高は前年同期比148.7%増の1.50億円、セグメント利益は同136.5%増の1.22億円となった。専任の営業部門の設置により営業力の強化を図り、賃貸エリアの拡大及び物流受託業務先の開拓に注力した。

2019年7月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.6%増の85.71億円、経常利益が同25.1%減の3.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.1%減の2.57億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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