伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月7日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが上昇した流れを映して、本日の価格が上値を試す動きを継続すると考えられます。
本年は、2月に2万1000円を超えてから、2万1000円前後が強弱の節目になっています。
本日は、2万1000円を目指す動きを経過して、2万1000円前後が強い抵抗になっているかを確認する作業になる公算です。
2万1000円前後で上値を抑えられる場合、目先はいったん6月4日の安値2万0289円を試す動きを経過するという見方が有力になります。
明日以降、上昇を継続して、2万1000円を超える動きになるなら、目先は2万1500円程度まで上昇する可能性が出てきます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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