JCRファーマは小動き、「テムセルHS注」がHIEへの適応拡大で治験計画届提出も反応限定的

材料
2019年6月11日 9時28分

JCRファーマ<4552>は小動き。10日の取引終了後、ヒト(同種)骨髄由来間葉系幹細胞「テムセルHS注」の静脈内投与による新生児低酸素性虚血性脳症(HIE)に対する適応拡大について、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に第1/2相臨床試験の治験計画届を提出したと発表したが、好材料視する動きは限定的のようだ。

「テムセルHS注」は、15年に急性移植片対宿主病を適応症として承認を取得し、今年3月には、表皮水疱症に対する皮下投与による適応拡大として、製造販売承認申請を行っている。新生児低酸素性虚血性脳症は、妊娠中または出産時の脳血流の減少によって胎児脳への酸素供給が不足することなどで発生する疾患で、運動・精神発達障害および脳性麻痺等の脳神経障害を引き起こす。現在の治療法では、治療を行った約半数の患児には効果が認められないため、より有効な治療法の開発が望まれている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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