三井ハイテクが朝安も切り返す、40万株を上限とする自社株買い実施へ

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2019年6月12日 9時24分

三井ハイテック<6966>が朝安スタートの後切り返している。11日の取引終了後、20年1月期連結業績予想について、営業利益を7億円から3億円(前期比40.0%減)へ、最終利益を5億円から1億円(同67.0%減)へ下方修正したが、同時に40万株(発行済み株数の1.07%)、または4億円を上限とする自社株買いを実施すると発表したことから、これが好感されている。取得期間は6月12日から7月10日で、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするためとしている。

下方修正は、電子部品事業で、スマートフォンなどの携帯用端末、民生及び車載向けリードフレームの需要が低迷し、リードフレームの販売が減少していることが要因。一方で、金型事業や電機部品事業、工作機械事業は好調に推移する見込みであることから、売上高は860億円(前期比4.9%増)の従来見通しを据え置いたが、上期の電子部品事業が固定費をカバーできず赤字となる見通しであることから、通期予想を引き下げたとしている。

なお、第1四半期(2~4月)連結決算は、売上高205億8800万円(前期比1.0%増)、営業損益3億4700万円の赤字(前年同期2億5100万円の黒字)、最終損益3億1500万円の赤字(同3億4500万円の黒字)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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