伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月13日記)
日経平均株価は、本日の寄り付き値が下放れて、そのまま下げて引けると、昨日の高値が最近の反発調の終点になって、本日以降、下値を試す流れへ入っているという見方が有力になります。
本日は、寄り付き値が下放れて、価格が下げる場合、下げが勢いづいて、下げ幅が大きくなる可能性を考えておく必要があります。
一方で、本日の終値が昨日の終値2万1129円よりも上で引ける場合、現在も、上値を試す流れの途中である可能性が大きくなります。
本日、寄り付き値が2万1129円以上なら、その時点で、上値を試す流れの途中である可能性が大きくなります。
寄り付き値が2万1129円以上なら、本日は、昨日の高値2万1259円の突破を目指す動きになると考えられます。
寄り付き値が下放れるでも、強気の流れを継続中なら、午前中に押し目をつけて、午後に上値を試す流れへ入る公算です。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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