<注目銘柄>=タケエイ、今期以降大型投資の回収期入りへ

材料
2019年6月19日 10時00分

タケエイ<2151>は6月10日に年初来高値960円をつけた後、押し目を形成しているが、株価に割高感は乏しく再度上値を目指す動きが期待できよう。

20年3月期連結業績が、会社計画で営業利益26億円(前期比22.3%増)と急回復を見込む点に改めて注目したい。主力の廃棄物処理・リサイクル事業は、オリンピック関連需要が完工期にさしかかるとともに、老朽化による首都高速や地下鉄の改修工事などの再開発関連需要が引き続き堅調に推移することで、廃棄物の回収処理頻度が高まる可能性が強い。

一方、再生可能エネルギー事業では、グループ3カ所目となる大仙バイオマスエナジーが、4月から本格稼働を果たしたほか、4カ所目の横須賀バイオマスエナジーが秋ごろ稼働する予定。20年3月期からはこれまでの大型投資の回収時期が到来する見通しで、会社計画は保守的とみられる。市場予想では営業利益28億円前後が見込まれており、上振れの可能性は十分だ。(仁) 

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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