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2019年6月27日 5時30分
注目

前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

■リミックス <3825>  474円 (+80円、+20.3%) ストップ高

リミックスポイント <3825> [東証2]がストップ高。ここビットコイン価格が大きく水準を切り上げており、26日も午前8時時点で前日比7万3000円あまり上昇し125万円台をつけるなど足もと一段と上げ足を強めた。ビットコイン価格上昇の背景にはヘッジファンド資金の流入が観測され、更なる上値期待も浮上している。仮想通貨交換所「ビットポイント」を運営する同社は、関連有力株として存在感を高めている。直近では東大発AI・ブロックチェーンのスタートアップ企業デイジー(東京都千代田区)への出資も株価の刺激材料となった。

■フェニクスB <6190>  958円 (+150円、+18.6%) ストップ高

フェニックスバイオ <6190> [東証M]がストップ高。25日の取引終了後、バイオベンチャーのサイトパスファインダー(東京都千代田、以下CP社)と業務提携契約を締結すると発表したことが好感された。今回の提携は、フェニックスバイオの新鮮ヒト肝細胞「PXB-cells」にCP社製品の「siRNA固相トランスフェクションプレート」を用いた「In vitro siRNAトランスフェクションアッセイキット」を販売することが目的。両社は今後、連携して国内の製薬企業やアカデミアに同製品を提供するとともに、将来的には海外での販路拡大を図る計画だという。なお、フェニックスバイオでは同件による業績への影響は軽微としている。

■LIXILグ <5938>  1,714円 (+236円、+16.0%)

東証1部の上昇率2位。LIXILグループ <5938> が続急騰。同社は25日に株主総会を開催したが、同日夜に瀬戸欣哉氏がCEOに復帰することを発表、取締役についても株主総会で瀬戸氏側の候補が全取締役14人の過半数を占めることになった。これを好感する形で1400~1500円台近辺でもみ合っていた株価は大きく上放れる格好となった。

■鋳鉄管 <5612>  725円 (+100円、+16.0%) ストップ高

東証1部の上昇率トップ。日本鋳鉄管 <5612> がストップ高。同社は鋳鉄管大手で水道管が主力事業。26日午前10時に新商品「オセール」の川崎市案件での採用が決定したと発表。「オセール」は、組立て不要で、地上でのボルト1本の締め付けだけで冶具装着作業が完了するため、非開削工法の水道管工事現場で大幅な作業負荷軽減が可能となる。工事時の推進や地震時の耐震性能等の基本機能を完全に担保しつつ、1部品、1工程という究極の作業性を実現している。

■No.1 <3562>  1,401円 (+151円、+12.1%)

No.1 <3562> [JQ]が続急騰。同社は中小企業向けを中心にOA機器やサーバーなどの販売及びメンテナンスを手掛けるほか、自社企画で好採算の情報セキュリティー商品を取り扱う。19年2月期は営業利益段階で前の期比19%増益を達成、20年2月期も6%増益予想と利益成長トレンドを継続する見通し。光通信 <9435> とWebマーケティングによる各種情報通信端末の販売事業で提携しており、“光通信関連”物色人気の先駆的な位置づけにある。

■ピックルス <2925>  2,268円 (+241円、+11.9%)

東証1部の上昇率4位。ピックルスコーポレーション <2925> が3日続急騰。25日大引け後に発表した20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比77.0%増の7.8億円に拡大して着地したことが買い材料視された。主力の「ご飯がススム」シリーズを中心にキムチ製品が好調だったうえ、「牛角やみつきになる!丸ごと塩オクラ」などの販売も伸びた。原料野菜の価格安定や佐賀工場の本格稼働で採算が改善したことも大幅増益に貢献した。上期計画の10.1億円に対する進捗率は77.6%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■JESCO <1434>  478円 (+47円、+10.9%)

JESCOホールディングス <1434> [東証2]が急反騰。25日の取引終了後、ベトナム連結子会社がホーチミン市の集合住宅新築プロジェクトを受注したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。今回受注した「メインビルディングプロットA5フェーズ1プロジェクト」は地上15階・地下1階の集合住宅4棟の新築工事で、うち電気設備、空調換気設備、防災設備にかかる工事を受注した。受注金額は約8億7600万円で、19年8月期から21年8月期にかけて売り上げ計上する予定という。なお、19年8月期業績予想には織り込み済みとしている。

■ソフトフロン <2321>  135円 (+10円、+8.0%)

ソフトフロントホールディングス <2321> [JQG]が4日続急伸。26日前引け後に、子会社ソフトフロントジャパンの自然会話AIプラットフォーム「commubo」を、コールセンターを運営するALL CONNECT CC(福井県福井市)がテスト導入すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回のALL CONNECT CCによるテスト導入は、オペレーター電話業務を一部自動化し、業務の効率化を図るのが目的という。ソフトフロントジャパンでは、運用中のシステム全般のサポートを行うほか、両社の相互協力でコールセンター業務の効率化を推進するとしている。

■ジョルダン <3710>  1,673円 (+113円、+7.2%)

ジョルダン <3710> [JQ]が急反発。25日の取引終了後、「ジョルダン乗換案内」Androidアプリでモバイルチケットの提供を開始したと発表しており、これが好材料視された。提供するモバイルチケットは、提携先である英マサビ社のモバイルチケッティングサービス「Justride(ジャストライド)」を使用しており、第1弾として高速バスの昌栄交通(長野県長野市)が「Justride」を採用し、東京~長野の高速バス16便において「ジョルダン乗換案内」アプリでモバイルチケットが購入・利用できるようになったという。なお、iOS版は追って配信する予定としている。

■モルフォ <3653>  3,125円 (+188円、+6.4%)

モルフォ <3653> [東証M]が続急伸、年初来高値を更新した。自動運転分野は次世代成長産業の筆頭に掲げられ、世界的にも開発競争が先鋭化している。トヨタ自動車 <7203> をはじめ自動車メーカー各社がしのぎを削っているが、業界の垣根を越えて大企業と特定技術を有する中小型企業の連携など合従連衡の動きも活発化している。そのなか、画像処理技術に強みを持つ同社も車載カメラの周辺技術でキーカンパニーとして改めて注目が高まっている。同社はデンソー <6902> と資本・業務提携するなど早くからその実力が認知されており、海外では自動運転分野に積極的なエヌビディアの顧客紹介プログラムのパートナー企業に選定された実績を持つ。

■ダイヤHD <6699>  1,179円 (+64円、+5.7%)

ダイヤモンドエレクトリックホールディングス <6699> [東証2]が4日ぶり急反発。25日、同社が田淵電機 <6624> を完全子会社とする株式交換を実施することに伴い、東証が10月1日付けで市場1部に指定すると発表したことが買い材料視された。発表を受け、TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■リボミック <4591>  756円 (+41円、+5.7%)

リボミック <4591> [東証M]が続急伸。同社は東大発の創薬ベンチャーでリボ核酸(RNA)を使ったアプタマー薬(分子ターゲット薬)を開発している。6月12日に1109円の高値をつけ、2016年4月以来3年2ヵ月ぶりの高値圏に浮上したが、その後は機関投資家とみられる売りが断続的に出て急な調整を強いられた。17日には滲出型加齢黄斑変性を適応症とした「RBM-007」の治験でポジティブな結果が得られたと発表し、株価は一時ストップ高に買われたが、トレンド転換とはならず、その後も売りが続いていた。ただ、「RBM-007」に対する市場の期待は大きく、ここにきて株式需給面の売り物が枯れリバウンドに転じた。

■高島屋 <8233>  1,159円 (+47円、+4.2%)

高島屋 <8233> が大幅反発。同社は25日取引終了後に、上海市で「上海高島屋」を運営する海外連結子会社の「上海高島屋百貨有限公司」を8月25日に清算することを公表した。上海百貨店は業態間競争の激化により恒常的に苦戦が続くなか、昨年来の米中貿易摩擦の長期化による個人消費の落ち込みもあり事業改善が見込めない状況となっている。26日は不採算店の閉鎖に伴うリストラ効果などを前向きに評価する買いが先行した。また、同時に発行済み株式数の4.6%に当たる800万株、100億円を上限に自己株式の取得を発表。取得期間は7月1日~2020年2月29日まで。この自社株買いの発表も需給面からの支援材料となった。

■アクセル <6730>  608円 (+23円、+3.9%)

アクセル <6730> が大幅高で4日続伸。25日の取引終了後、主にミドルウェアや人工知能(AI)事業を展開する連結子会社ax(エーエックス)が、ソフトウェア開発を手掛けるbitcraft(東京都渋谷区)の全株式を取得し子会社化すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。bitcraftは、構成メンバーの高い技術水準に加えて、メンバー全員が日本語を母国語としない人材で構成されている企業。今回の買収により、先端テクノロジー企業としてグローバルな活躍を目指す同社グループとして、グローバルな事業展開への貢献が期待されているという。なお、取得価額は非開示で、業績への影響は現在精査中としている。

■やまねメディ <2144>  534円 (+19円、+3.7%) 一時ストップ高

やまねメディカル <2144> [JQG]が一時ストップ高。25日の取引終了後、東京証券取引所が業績基準にかかる上場廃止の猶予期間入り銘柄の指定を解除したことが好感された。同日付で同社が提出した有価証券報告書で、19年3月期の営業利益及び営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスでないことが確認されたためとしている。

■ショーケース <3909>  541円 (+17円、+3.2%) 一時ストップ高

ショーケース <3909> が一時ストップ高。同社は25日、18年11月に改正された「犯罪収益移転防止法」に対応したオンライン完結型本人確認サービス「Protech ID Checker」を19年内にリリースする予定だと発表。このサービスは、金融機関などの口座開設や会員登録時に必要な本人確認を、インターネットブラウザー上で完結できるe-KYC(本人確認)サービス。現在、特許を出願しているという。

■東エレク <8035>  14,640円 (+320円、+2.2%)

東京エレクトロン <8035> 、アドバンテスト <6857> 、SCREENホールディングス <7735> 、ディスコ <6146> など半導体製造装置関連が軒並み高。25日の米国株市場ではハイテク株が売られ、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も反落したが、引け後の時間外取引で半導体メモリー製造大手のマイクロン・テクノロジーが好決算を好感されて急伸。マイクロン・テクノロジーは中国通信機最大手ファーウェイへの出荷を一部再開したことも発表しており、これが半導体セクターにポジティブ材料として捉えられた。

■森永乳 <2264>  4,285円 (+60円、+1.4%)

森永乳業 <2264> が5日ぶりに反発。東海東京調査センターが25日付で投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」とし、目標株価を3390円から5480円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同センターでは、前期第4四半期にBtoB事業と国際事業の利益挽回が確認されたことを考慮して業績予想を見直し、20年3月期の営業利益を231億円(前期比3.3%増、会社予想230億円)と予想。21年3月期以降もBtoB事業、海外事業の利益貢献が期待できるとしている。

■プロト <4298>  1,015円 (+13円、+1.3%)

プロトコーポレーション <4298> が続伸。26日午後1時30分ごろ、同社の東京本社や子会社プロトリオスの本社などを含む固定資産5物件を譲渡すると発表。これに伴い、20年3月期第2四半期連結決算で約18億900万円の固定資産売却益を特別利益として計上すると発表しており、業績上振れ期待の買いが入ったようだ。なお、中間及び通期業績予想への影響については、他の要因を含めて現在精査中としている。

※26日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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