個人投資家・有限亭玉介:上昇トレンド&反発期待の注目株を公開【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2019年6月30日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年6月25日13時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

この度は『上昇トレンド&反発期待の注目株を公開』というテーマで寄稿させて頂きますよ。

さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。

最初にご紹介させていただきますのは、ネットワーク構築やシステム運用監視などのITソリューション事業を手掛けるアクモス<6888>です。5月30日には19.6期業績予想の上方修正を発表し、経常利益は前回予想時から0.9億円増の3.20億円と業績も好調ですな。

自治体のマイナンバー管理クラウドサービスや、最近では国立病院機構の新システムへのデータ移行案件受注などもあり、活躍の幅は多岐に渡りますねぇ。チャートは長らく上値が重い展開となりましたが、6月4日に安値305円をつけてから急ピッチで反発してきており、25日・75日の移動平均線のゴールデンクロスも間近となっておりますので注目中です。

2つ目の銘柄はワイヤレスゲート<9419>です。チャートは長らく上値が重く、保ち合いの展開ではありましたが、訪日外国人向けプリペイドSIMのサービスの拡充や、イスラエルの企業が開発した最高レベルの対マルウェアセキュリティアプリリリース、チエル<3933>などと協力して文科省主導のタブレットPCによる家庭学習促進の為のプロジェクト実施などの発表が今月相次いだことが刺激となり、保ち合いを上抜けてきております。

5月14日に発表した今期1Q連結経常利益は減益なれど、通期に対する進捗率は50%に達した事で業績回復への期待もあり、株価も上昇トレンドへ向かっている様子です。目先は一目均衡表(週足)の雲を前にどのように動くかと注目しております。

3つ目の銘柄は金融向けシステムやIoTブロックチェーン、そして子会社のエクスモーション<4394>が上場した事からも自動運転関連としても注目されるソルクシーズ<4284>です。各種システム開発が、働き方改革を背景とした業務効率化における顧客需要を開拓して業績も堅調です。ここ最近は保ち合いからも上抜けた様子で、上昇トレンドを示しております。目先は4月につけた年初来高値977円を上抜く事が出来れば期待も高いのでは…と見ております。

4つ目の銘柄はヨシムラフードHD<2884>です。食品の製造販売を行う中小企業の支援を行っている企業でM&Aで事業を拡大しております。後継者不足や経営難で事業存続が困難になった中小企業を買収後、同社の流通プラットフォームを活用し、より安定的な成長を促進させるビジネスを展開しています。

今期業績は過去最高益更新を見据えるほど好調で、4月にはシンガポールの水産加工会社を買収、統括会社を設立する事でアジアへの事業拡大も今後期待されますねぇ。チャートは揉み合いながらも上昇トレンドをキープ。7月12日に控えた決算にて改めて見極めたいところですな。

5つ目の銘柄は「@cosme(アットコスメ)」という化粧品の口コミサイトを運営するアイスタイル<3660>です。5月10日発表の19.6期3Q累計は大幅減益となりましたが、市場では織り込み済としてチャートにはそこまで影響は見られず、現在も上値は重い様子です。

中国で知名度の高いハウスオブローゼ社との提携により越境EC事業を強化した事に加え、韓国やタイへも店舗展開を進めている事もあり、拡大の一途を辿るEC市場を背景にした、業績持ち直しに期待したいところです。今年2月の年初来安値604円から下回る事がなければ、今後下値を切り上げる機運も高まるのではと見ています。

最後の銘柄は飲食や小売の販売支援や販促サービスを展開するインパクトHD<6067>です。5月14日発表の19.12期1Q連結業績は芳しい結果ではなかったものの、マッチングサイトを運営する子会社MEDIAFLAG沖縄のBIツール活用支援サービス開始が注目され高騰しました。

その後も6月にインドでコンビニをオープンし、5年以内に2000店舗出店計画と発表し急上昇するも、同社社長が株式を売却した事で株価は一時急落となりました。しかし、その後社長は「上場の際の借入の返済に充てた」と釈明し、現在は戻りを試す動きになっております。インドにおけるコンビニ展開に期待する買いがどこまで続くかと監視を継続していきたいと思います。

と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《SF》

提供:フィスコ

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