岡山製紙が買い気配、前期経常を34%上方修正、配当も1円増額

材料
2019年7月1日 9時01分

岡山製紙 <3892> [JQ]が買い気配でスタート。6月28日大引け後、19年5月期の経常利益(非連結)を従来予想の6億円→8億0400万円に34.0%上方修正。増益率が7.7倍→10倍に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。

段ボール需要が増加するなか、前期から実施してきた板紙製品の値上げが浸透し、採算が急改善したことが寄与。燃料費は高騰したものの、原料古紙価格が安定推移したことも上振れに貢献した。業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の12円→13円(前の期は12円)に増額修正したしたことも評価材料となった。

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