大日住薬は後場急落、ナパブカシンの膵がんを対象としたフェーズ3試験を中止
大日本住友製薬<4506>は後場急落している。午後0時30分ごろ、開発中の抗がん剤ナパブカシンの膵がんを対象としたフェーズ3試験を中止すると発表しており、これを嫌気した売りが出ている。
米国時間の7月1日に独立データモニタリング委員会(DSMB)から、同試験のあらかじめ定められた無益性基準への該当による中止勧告を受領したのに伴うもので、ナパブカシンによる新たな安全性上の懸念は示されていないという。なお、20年3月期業績への影響は現在精査中。また、結腸直腸がんを対象としたフェーズ3試験は現在も進行中としている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2019年07月02日 12時45分