アイ・ピー・エスが中段上放れ、フィリピン通信事業で成長路線走る

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2019年7月3日 10時51分

アイ・ピー・エス<4390>が全般軟調相場のなか上値指向。一時5%近い上昇で1200円台目前まで上値を伸ばし、中段もみ合いを上に放れつつある。通信回線を提供するビジネスをフィリピンで展開する異色企業だが、業績は16年3月期以降、急成長が続いている。ベトナムやフィリピン、カンボジアなど成長途上のアジア地域に経営資源を投下する企業が、ここ株式市場でも注目されており、同社はその先駆けとして存在感を高めている。フィリピンではCATV用国際回線やブロードバンドが投資回収期に入っているほか、次世代通信規格「5G」では、既に子会社を通じ同国で周波数の割り当てを受けており商用化を目指している。20年3月期業績は売上高が21%の大幅増収見通しで、営業利益も27%の伸びを見込んでいる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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