新興市場銘柄ダイジェスト:さむらいJPはストップ高、ユニネクが急騰し年初来高値更新

材料
2019年7月8日 16時09分

<3498> 霞ヶ関キャピタル 4355 -455

急落。19年8月期第3四半期累計の営業損益を2.09億円の赤字(前年同期実績3.03億円の黒字)と発表している。自然エネルギー事業や不動産コンサルティング事業の利益が縮小したほか、ショッピングセンター事業の赤字額が膨らんだ。通期予想は前期比73.1%増の6.40億円で据え置いたが、計画未達への懸念が高まり、売り優勢となった。

<3566> ユニネク 2040 +229

急騰し年初来高値更新。6月の売上高が前年同月比27.2%増になったと発表。前月(29.0%増)に続き、高水準の伸び率を維持したことから買い材料視された。5月10日に発表した第1四半期売上高(前年同期比25.6%増)、通期予想売上高(前期比20.3%増)を上回っており、8月5日に予定されている第2四半期決算で上方修正が期待できるとの見方が広がった。節目の2000円台突破も買いを後押ししたようだ。

<7068> フィードフォース 3050 -

公開価格(1150円)の2.4倍となる2760円で初値を付けた。5日に上場したが、取引が成立していなかった。設立年月日は06年3月23日。事業の内容はデータフィード事業、デジタル広告事業など。20年5月期の営業利益予想は前期比561.5%増の2.35億円。インターネット広告運用サービスなどのプロフェッショナル事業が堅調に推移すると見込む。また、データフィード統合管理サービスなどのSaaS事業も増収基調が続く見通し。

<4764> さむらいJP 166 +50

ストップ高。日本国内の大手アミューズメント企業と資金調達支援を目的としたアドバイザリー契約を締結すると発表している。同企業の社名は非公表。グループの発想力及び企画力が評価されたという。約1.50億円を売上計上する見込みで、19年12月期第2四半期または第3四半期の業績は確定次第速やかに公表する。契約期間は5日から24年6月30日までの5年間。追加報酬が発生した場合も速やかに公表するとしている。

<2330> フォーサイド 191 +7

大幅続伸。19年12月期の営業損益を従来予想の0.10億円の黒字から0.54億円の黒字(前期実績2.10億円の赤字)に上方修正。プライズ事業での販売先が順調に増加し、投資銀行事業での案件成約も利益拡大に寄与する見込み。一方、繰延税金資産の取り崩しによる法人税等調整額約2.46億円を計上したことから、純損益を0.10億円の黒字から0.52億円の赤字(前期実績5.91億円の赤字)に下方修正した。

<4394> エクスモーション 2624 +293

年初来高値。19年11月期第2四半期累計の営業利益を前年同期比11.2%増の0.97億円と発表している。コンサルティング事業が自動車業界で着実に受注を獲得した。また、半導体製造装置、音響機器などの分野で新たな需要を取り込み、受注拡大に努めた。通期予想は前期比21.6%増の1.77億円で据え置いている。進捗率は54.8%。株価が節目の2500円を突破したことも買いに拍車をかけたようだ。

《FA》

提供:フィスコ

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