精工技研が5G基地局アンテナ計測用光電界センサを開発

材料
2019年7月9日 16時18分

精工技研<6834>がこの日の取引終了後、三重大学工学部及び産業技術総合研究所物理計測標準研究部門と共同で、第5世代移動通信システム(5G)の基地局アンテナが発信する電波の強度と位相を高精度で計測する光電界センサの開発に成功したと発表した。なお、5Gに使用する周波数帯のなかでも28ギガヘルツ帯を測定することができる光電界センサは世界初となる。

今回開発された光電界センサは、電波を受信するアンテナと、受信した電波を光信号に変調する電極を一体化させたアンテナ電極構造を採用。複数のアンテナ電極を光導波路に直列配置することで高感度化を実現したほか、複数のアンテナ電極を対称に配置することで、直交する2つの偏波成分を同時に測定できることも確認されており、測定の手間を大幅に削減することが期待できるという。なお、同社では19年度下期からエンジニアリングサンプルの販売を開始する予定で、世界の通信キャリアやアンテナメーカー、研究機関や大学などに販売するとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.