注目銘柄ダイジェスト(前場):レナウン、IDOM、インターアクなど

市況
2019年7月16日 12時05分

インターアク<7725>:1618円(+232円)

急騰。先週末に19年5月期の決算を発表している。営業利益は19.8億円で前期比96.8%増益となり、6月12日に発表した上方修正数値も上回る着地となった。20年5月期も21.2億円で同7.2%増と連続増益の見通しになっている。順調な業績推移に加えて、発行済み株式数の1.57%に当たる17.4万株、2.2億円を上限とする自社株買いの実施も発表、取得期間は7月16日から8月15日までとしており、需給面での下支え期待にも。

メタップス<6172>:1317円(+154円)

急騰。19年12月期第3四半期累計(18年9月-19年5月)の営業利益を前年同期実績0.73億円の約32.7倍となる23.88億円と発表している。マーケティング関連事業が日本や中華圏の顧客向けに越境マーケティングに関する提案内容の充実を図るなどした結果、伸長した。ファイナンス関連事業も国内で収益を拡大したほか、韓国で手掛ける暗号資産交換所サービス「UpXide」が貢献した。通期予想は開示していない。

IDOM<7599>:395円(+77円)

急騰。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は15.1億円で前年同期比4倍と急拡大、もともと上半期の収益は急回復を想定していたが、進捗率は82%の水準に達している。国内直営店の小売台数増加、施策転換の影響で前期に低下した店舗あたり小売台数や台あたり粗利の着実な回復が大幅増益につながった格好。想定以上の業績拡大受けて、通期業績の上振れ期待なども高まる形に。

レナウン<3606>:137円(+33円)

急伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は8.3億円で前年同期比0.3億円の赤字から黒字に転じている。決算期変更に伴って一部連結子会社の決算期間が5カ月となっている要因もあるが、上半期計画17億円の赤字、通期計画1億円の黒字を大きく上回る収益水準となっており、ポジティブ視する動きが先行している。商品オペレーションの効率化が奏効したほか、店舗運営効率化で販管費が減少した。

トヨタ自<7203>:6990円(+80円)

続伸。中国政府がハイブリッド車を優遇する検討を始めたと報じられており、ハイブリッド車に強みを持つ同社などには追い風との見方が先行している。中国では、電気自動車の普及に限界があるなか、ガソリン車と同等としてきたハイブリッド車を「低燃費車」とみなし、普及支援に転じるもようだ。現在、ハイブリッド車の販売では、同社とホンダ<7267>の日本勢2社が特に強みを持っている。同社においては、関連技術の提供などでも商機とみられている。

リーガル不動産<3497>:1209円(+53円)

急伸。19年7月期の年間配当予想を未定から5.00円(前期実績無配)に変更している。事業環境や業績などを総合的に勘案した。今後も配当額の安定的かつ継続的な増加を目指していく方針。また、新たに株主優待制度を導入すると発表している。7月31日現在の株主を対象にQUOカード1000円分を贈呈する。より多くの株主に中長期的に株式を保有してもらうことが目的。

ハピネス&D<3174>:1133円(+38円)

大幅に3日ぶり反発。8日に公表済みの立会外分売について、確認すべき事項が発生したため中止(延期)になったと発表している。延期後の立会外分売に関しては、あらためて知らせるという。分売を予定していた株式数は6万株で、予定期間は17-19日だった。立会外分売の延期を受けて需給悪化懸念が後退し、買い戻す動きが広がっている。株価が25日移動平均線を上回ったことも買い材料視されているようだ。

《ST》

提供:フィスコ

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