ベネ・ワンが3日続伸、4-6月期(1Q)経常は14%増益、自社株取得と消却も好感
ベネフィット・ワン <2412> が3日続伸。29日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比13.5%増の19.2億円に伸びて着地したことが買い材料視された。
健康経営意識の高まりなどを背景に、健康診断や保健指導の運営代行を手掛けるヘルスケア事業の取引先が拡大したことが寄与。主力の福利厚生代行サービスや報奨金ポイントを管理・運営するインセンティブ事業の伸長も増益に貢献した。
併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の1.11%にあたる180万株(金額で36億円)を上限に、7月30日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表。取得した自社株は全て消却するとしており、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。
株探ニュース