エリアリンク---2Qは大幅な増収増益、各セグメントが好調に推移

材料
2019年7月30日 14時29分

エリアリンク<8914>は29日、2019年12月期第2四半期(19年1-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比44.5%増の201.45億円、営業利益は同76.3%増の26.34億円、経常利益は同83.9%増の24.72億円、四半期純利益は同85.1%増の16.86億円となった。

不動産運用サービス事業の売上高は前年同期比26.1%増の155.82億円、セグメント利益は同11.2%増の20.62億円となった。基幹事業のストレージ事業は、ストレージ流動化が収益増加に貢献した。これは、アセット屋内型ストレージの「土地付きストレージ」の販売によるもの。一方、屋外型コンテナの受注出店は、出店基準を厳格化し減少しているが、計画通りの進捗となっている。ストレージ運用は、サンリオ<8136>の「ハローキティ」とのコラボレーションの継続による認知度向上に加え、サービス面の強化に着手した。また、収益性の改善を目的として割引キャンペーンの抑制を行った影響により稼働率は微減したが、収益率は改善傾向が見られた。

不動産再生・流動化サービス事業の売上高は前年同期比187.4%増の45.62億円、セグメント利益は同303.1%増の12.03億円となった。なお、底地の売却のみにおいても、セグメント利益が同87.7%増の5.60億円となった。不動産再生・流動化サービス事業は、不動産市況の影響を受けにくい底地事業に注力した。通期計画で予定していた大型案件の売却が第2四半期累計期間に前倒しで決済されたこともあり、前年同期比において大幅な増収増益となった。

2019年12月期通期については、売上高が前期比0.6%増の290.00億円、営業利益は同0.6%増の28.00億円、経常利益は同6.4%増の27.00億円、当期純利益は同17.1%減の15.00億円とする7月25日に上方修正した業績予想を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.