グリムス---1Q大幅な増収増益、小売電気事業が好調に推移

材料
2019年8月2日 13時30分

グリムス<3150>は7月31日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比37.6%増の35.52億円、営業利益が同58.7%増の5.62億円、経常利益が同60.3%増の5.82億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同62.6%増の3.88億円となった。

エネルギーコストソリューション事業の売上高は前年同期比13.2%増の12.09億円、セグメント利益は同5.8%減の2.95億円となった。業務用エアコン・トランス・コンプレッサー・冷凍機などの各種省エネ設備の販売を推進した。

スマートハウスプロジェクト事業の売上高は前年同期比7.8%増の9.04億円、セグメント利益は同1.6%増の0.79億円となった。ハウスメーカーとの提携販売やVPP(バーチャルパワープラント)の活用といった多様な販売手法を活用し、蓄電池や住宅用太陽光発電システムの販売を積極的に推進した。また太陽光発電の10年間の固定価格買取制度の適用が終わる卒FIT案件の今後の増加が見込まれることから、自宅で発電した電力を自家消費する提案を進めてきた結果、蓄電池の単体販売が増加した。

小売電気事業の売上高は前年同期比113.4%増の14.38億円、セグメント利益は同212.2%増の3.39億円となった。エネルギーコストソリューション事業の既存顧客に対する電力の小売を推進し、約80%といった高い成約率をもとに順調に収益を伸ばした。

2020年3月期通期の連結通期業績については、売上高が前期比30.4%増の158.30億円、営業利益が同14.2%増の16.00億円、経常利益が同12.8%増の16.33億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.0%増の10.71億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.