アルファ---1Q増収、セキュリティ機器事業が順調に推移

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2019年8月9日 16時43分

アルファ<3434>は8日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.9%増の152.25億円、営業利益が同2.2%減の6.18億円、経常利益が同11.8%減の6.41億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.6%増の4.12億円となった。

自動車部品事業(日本)においては、主要得意先の生産台数が減少したこと等により、売上高は前年同期比20.5%減の22.51億円、営業損失は0.82億円(前年同期は1.08億円の利益)となった。

自動車部品事業(北米)においては、新規得意先の売り上げ増加等により、売上高は前年同期比12.1%増の36.12億円、営業利益は同7.1%増の2.53億円となった。

自動車部品事業(アジア)においては、中国における生産台数の減少影響等により、売上高は前年同期比4.3%減の48.09億円となったが、ASEAN地域での生産台数の増加並びに収益改善等により、営業利益は同39.6%増の2.75億円となった。

自動車部品事業(欧州)においては、連結子会社の増加等により、売上高は前年同期比62.6%増の30.71億円となったが、新製品の立ち上がり費用とのれんの償却額が新たに発生したこと等により、営業損失は0.19億円(前年同期は0.08億円の利益)となった。

セキュリティ機器事業(日本)においては、戸建て向け電気錠に関して、消費税増税前の駆込みによる着工数の増加や電気錠の採用率の上昇により販売が好調に推移し、売上高は前年同期比9.2%増の22.66億円、営業利益は同35.1%増の3.16億円となった。

セキュリティ機器事業(海外)においては、日本向け製品の生産増により、売上高は前年同期比4.1%増の11.31億円、営業利益は同14.0%増の0.92億円となった。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.4%増の630.00億円、営業利益が同2.0%減の31.50億円、経常利益が同4.3%減の31.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.5%増の21.50億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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