ティア---3Q増収、葬祭事業は順調に推移

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2019年8月13日 9時59分

ティア<2485>は8日、2019年9月期第3四半期(18年10月-19年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.1%増の97.12億円、営業利益が同1.5%減の11.48億円、経常利益が同0.7%減の11.45億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同1.0%減の7.77億円となった。

新規出店の状況については、直営は名古屋市内に「ティア猪高」「ティア焼山」を開設し、葬儀相談サロンとして東京都内に「ティア根津」「ティアお花茶屋」、大阪市内に「ティア蒲生」を開設した。フランチャイズでは、愛知県下に「ティア幸田」、神奈川県下に「ティア座間」を開設し、これにより直営62店舗、フランチャイズ47店舗の合計109店舗となった。

葬祭事業の売上高は前年同期比5.0%増の94.02億円、営業利益は同4.6%増の18.21億円となった。「ティアの会」会員数の拡大を図るべく、各種会館イベントや提携団体・企業向けの営業等を積極的に取り組んだ。また、提携企業で特典や割引が受けられる等の会員向け優待サービス「ティアプラス」の充実にも努めた。葬儀件数は、既存店の件数が増加したのに加え、新たに開設した会館の稼働により、前年同期比7.5%増の8,303件となった。葬儀単価は、祭壇単価が横ばいの推移となったが葬儀付帯品や供花売上等の単価が低下し、前年同期比2.5%減となった。

フランチャイズ事業の売上高は前年同期比7.2%増の3.10億円、営業利益は同23.0%減の0.52億円となった。フランチャイズの会館が前年同期と比べ4店舗増加し、フランチャイズ会館向け物品売上が増加した。また、経費面ではスーパーバイザーの増員により人件費が増加した。

2019年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.7%増の128.85億円、営業利益が同16.9%減の11.00億円、経常利益が同18.5%減の10.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同21.9%減の7.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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