ヒーハイスト精工---1Qは売上高が6.91億円、精密部品加工のレース用部品で売上増
ヒーハイスト精工<6433>は9日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.6%減の6.91億円、営業利益が同24.2%減の0.65億円、経常利益が同24.0%減の0.64億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同20.7%減の0.44億円となった。
主力製品の直動機器の売上高は前年同期比31.5%減の3.41億円となった。輸出や設備投資の減速が影響し、産業用機械業界等の需要が落ち込んだ。
精密部品加工の売上高は同36.5%増の2.88億円となった。レース用部品の受注が引き続き好調となり、顧客の高精度化や短納期への要求に応えた。
ユニット製品の売上高は同2.7%減の0.61億円となった。国内企業向けの販売を伸ばした一方で、中国向け等の需要が低迷した。
2020年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比5.3%減の26.03億円、営業利益が同0.5%増の1.78億円、経常利益が同0.7%増の1.78億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.6%増の1.15億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ