三城ホールディングス--- 1Qは営業利益が0.3%増、海外子会社の改善が貢献

材料
2019年8月13日 15時13分

三城ホールディングス<7455>は9日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.0%減の122.52億円、営業利益が同0.3%増の2.79億円、経常利益が同29.9%減の2.03億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同97.6%減の0.03億円となった。

効率化を目的に不採算店の退店を推し進めながら、存続する既存店舗に対する改装などの設備投資を積極的に行った。主要子会社の三城は、不採算店舗の退店により店舗数が純減しているため、売上高・客数は前年を下回っているが、既存店舗の売上高は前年を上回る傾向を示しており、特に郊外の大型改装(ログハウスタイプ店舗)は、改装後の業績が堅調に推移している。

海外子会社は、フィリピン法人や医療事業とタイアップしたベトナム法人が堅調に推移し、利益に貢献しているなか、前年同期に不採算店の整理に伴うコスト増のため営業損失の大きかった中国、韓国法人の損失額が縮減していることもあり、海外法人合計では、黒字に転じている。また、国内の医療関連会社は、堅調に推移しており、今後も安定した収益が見込まれる。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.4%減の494.76億円、営業利益が同134.2%増の3.42億円、経常利益が同88.1%増の4.38億円、親会社株主に帰属する当期純損失が2.84億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.