本日注目すべき【好決算】銘柄 ベルトラ、エスケーエレ、イーレックス (13日大引け後 発表分)

注目
2019年8月14日 7時01分

13日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ベルトラ <7048> [東証M]  ★今期経常最高益予想を33%上乗せ

◆19年12月期上期(1-6月)の連結経常利益は3.8億円(前年同期は非開示)となり、従来予想の2.5億円を上回って着地。ゴールデンウィーク10連休を追い風に、主力サイトで海外・国内旅行の現地体験ツアーの予約数が伸びたことが寄与。広告宣伝費や人件費が想定を下回ったことも上振れの要因となった。

併せて、通期の同利益を従来予想の5.4億円→7.2億円に33.3%上方修正。増益率が71.5%増→2.3倍に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

レスターHD <3156>   ★4-6月期(1Q)経常は3.4倍増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の39.7億円に急拡大して着地。バイテックHDの環境エネルギー事業で太陽光発電所向けパネルや部材の販売が大きく伸びたことが寄与。菱洋エレクトロ <8068> の持分法適用会社化に伴う投資利益29億円を計上したことも利益を大きく押し上げた。

第1四半期実績だけで、通期計画の65億円に対する進捗率は61.1%に達しており、業績上振れが期待される。

ダブスタ <3925>   ★今期最高益予想を9%上乗せ

◆20年3月期の連結経常利益を従来予想の10.1億円→11億円に9.5%上方修正。増益率が15.5%増→26.5%増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。既存案件の追加受注と新規顧客の獲得が好調に推移していることに加え、複数の新サービスをリリースする予定で、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。

ベネフィJ <3934>   ★4-6月期(1Q)経常は67%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比67.2%増の3億円に拡大して着地。主力のMVNO事業で一般顧客向け通信サービス「ONLYSERVICE」の利用者数が急増し、月額利用料が大きく伸びたことが寄与。なかでも、ルーターとSIMカードをパッケージ化したモバイルWi-Fiの回線利用者数が拡大したほか、対話ロボとSIMのパッケージも大幅に増えた。

上期計画の4.5億円に対する進捗率は66.2%に達しており、業績上振れが期待される。

パートナーA <6181> [東証M]  ★4-6月期(1Q)経常は9倍増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比9.0倍の9000万円に急拡大して着地。4月に買収した格安婚礼サービス「スマ婚」を運営するメイションの業績上積みが収益を押し上げた。

通期計画の1億7000万円に対する進捗率は52.9%に達しており、業績上振れが期待される。

エスケーエレ <6677> [JQ]  ★今期経常最高益予想を11%上乗せ、自社株買いも発表

◆19年9月期第3四半期累計(18年10月-19年6月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の57.9億円に急拡大して着地。中国向けに利益率の高い第10世代以上の大型パネル用フォトマスクが大きく伸びたことが寄与。第8.5世代以下用は有機ELパネル向けが拡大した。

業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の57億円→63億円に10.5%上方修正。増益率が24.0%増→37.1%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は5月に続き、2回目。

併せて、5万株(金額で1億円)を上限とする自社株買いの実施を発表。株主還元の拡充を好感する買いも期待される。

イーレックス <9517>   ★4-6月期(1Q)経常は62%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比62.4%増の18.2億円に拡大して着地。電力小売事業で低圧分野、高圧分野ともに販売電力量が増加し、27.7%の大幅増収を達成したことが寄与。電源調達価格の低減に加え、継続的な経費見直しでコスト増加を抑制したことも大幅増益に貢献した。

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