アイビーシー---3Qは売上高が12.74億円、ライセンスの販売、サービスの提供及びその他物販等の全て増収
アイビーシー<3920>は13日、2019年9月期第3四半期(18年10月-19年6月)連結決算を発表した。売上高が12.74億円、営業利益が0.81億円、経常利益が0.69億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.26億円となった。2019年9月期第1四半期から四半期連結財務諸表を作成しているため、対前年同四半期増減率については開示していない。
「ITコストの最適化」と「IT運用管理の効率化」に寄与する、自社開発のネットワークシステム性能監視/情報管理ツール「System Answerシリーズ」の機能拡張及び販売・サポート、パートナー企業との連携強化を継続しながら事業を展開している。
ネットワークシステム監視関連に係る売上区分別の業績は、ライセンスの販売が前年同期比7.6%増の6.87億円、サービスの提供が同42.5%増の1.98億円、その他物販等が同130.8%増の3.14億円となった。ライセンスの販売は、System Answer G2から同G3への切り替え案件や新規大型案件によって堅調に推移した。サービスの提供は、ライセンス販売の受注に伴い発生する構築・運用サポート対応により大幅に伸びた。その他物販は、「System Answerシリーズ」の提案の一環としてネットワーク周辺機器の引き合いが大きく増加した。
2019年9月期の連結業績予想について、売上高が18.37億円、営業利益が2.77億円、経常利益が2.76億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1.86億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ