ケネディクス---2Q減収なるも、アセットマネジメント事業は堅調に推移

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2019年8月14日 14時35分

ケネディクス<4321>は9日、2019年12月期第2四半期(19年1月-6月)の連結決算を発表した。営業収益が前年同期比30.5%減の342.17億円、営業利益が同32.1%減の69.23億円、経常利益が同27.1%減の72.37億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同47.0%減の49.63億円となった。

アセットマネジメント事業について、受託資産残高(AUM)が拡充した結果、安定収益であるアセットマネジメントフィーが着実に増加し、営業収益は前年同期比2.4%増の51.38億円、営業利益は同16.0%増の35.26億円となった。

不動産管理事業について、リーシング業務及び入居工事が堅調に拡大し、営業収益は同34.7%増の19.16億円、営業利益は同61.8%増の6.95億円となった。

不動産運営事業について、ホテルの新規開業効果により営業収益は伸長したが、前期は利益面での貢献が大きい大口顧客の獲得があったため、営業収益は同5.2%増の18.51億円、営業損失は0.26億円(前年同期は0.55億円の利益)となった。

不動産投資事業について、堅調な不動産市況を背景にたな卸資産の売却等が進んだが、前期はコアファンド組成等に伴うたな卸資産の売却が営業収益及び営業利益に大きく寄与した反動から、営業収益は同37.9%減の256.50億円、営業利益は同54.1%減の33.01億円となった。

2019年12月期通期の業績予想については、営業利益が同0.6%増の146.00億円、経常利益が同6.9%増の146.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.1%減の101.00億円とする期初計画を据え置いている。アセットマネジメント事業を中心に安定的な収益基盤を有しているが、不動産投資事業は、経済環境や不動産市場等の影響を大きく受ける状況にあり、現状では営業収益の予測が困難であるため、営業収益の予想は開示していない。

《SF》

提供:フィスコ

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