CREロジスティクスファンド投資法人---19年6月期営業収益は前期並み、稼働率は100%を維持

材料
2019年8月15日 7時57分

CREロジスティクスファンド投資法人<3487>は13日、2019年6月期(2019年1月-6月)決算を発表。当期より2018年6月期に取得した5物件の固定資産税・都市計画税等が賃貸事業費用として計上された結果、営業収益は前期比0.1%減の14.11億円、営業利益が同11.4%減の7.18億円、経常利益が同13.3%減の5.97億円、当期純利益が同13.4%減の5.96億円となった。投資口1口当たりの利益分配金は2,580円(当初予想対比+12円)、利益超過分配金は372円となり、1口当たり分配金は合計2,952円(当初予想対比+12円)となった。

物流事業に係る事業環境として、サプライ・チェーン・マネジメントの高度化や通信販売・電子商取引の拡大、3PL(サードパーティロジスティクス)事業者の利用の拡大等を背景として、物流不動産に対する需要は引き続き強く、今後も増加すると見込まれる。加えて、市場の拡大に伴い物流不動産の利用者のすそ野が広がっている結果として、大規模な物流不動産だけではなく、高いスペックを有しつつ、多様な施設機能や規模を有する物流不動産への需要も高まっており、また昨今の人手不足の観点から庫内作業を請け負う人員の確保が困難となっていることから、雇用が容易な立地に存する物流不動産への需要も高まっている。このような状況下、同投資法人は、保有7物件について、シーアールイーと連携し、着実に運用を行っており、2019年6月期末時点のポートフォリオ全体の稼働率は100.0%と良好な稼働状況を維持している。

2019年12月期の運用状況の予想は、7月に公募増資と借入による資金調達を行い2物件を取得したことにより、営業収益が前期比11.8%増の15.78億円、営業利益が同14.6%増の8.23億円、経常利益が同14.1%増の6.81億円、当期純利益が同14.1%増の6.80億円を見込んでいる。1口当たり分配金(利益超過分配金を含む)は2,990円としている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.