レーザーテックは下げ相場のなか異彩放つ、3日続伸で上場来高値ツラ合わせ

材料
2019年8月15日 12時43分

レーザーテック<6920>が3日続伸。一時前日比170円高の5840円まで買い進まれ、今月9日につけた上場来高値5840円にツラ合わせする場面があった。半導体生産プロセスで不可欠であるマスクブランクス検査装置で独占的な世界シェアを誇る。米中摩擦による世界景気後退への懸念が取り沙汰されるなかも、半導体メモリー市況は在庫調整が前倒し的に進んでおり、19年4~6月期が底となる可能性が指摘されている。これを背景に半導体設備投資需要も年後半から来年にかけて回復基調に入るとの見方も根強く、同社株だけでなく、製造装置周辺メーカーの株価は総じて底堅さを発揮している。特に、次世代露光技術として注目されるEUV(極端紫外線)に絡む需要の創出が同社株には追い風として意識されている。同社の19年6月期は営業利益が同39.7%増の79億4100万円と大幅増益を達成、更に20年6月期は前期比63.7%増の130億円予想と伸び率が加速する見通しで、半導体製造装置関連のなかでも別格扱いとなっているようだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.