ケアネット---2Q決算はコスト削減や効率化等の諸施策により、経常利益増加

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2019年8月15日 12時47分

ケアネット<2150>は13日、2019年12月期第2四半期(19年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.1%減の13.62億円、営業利益が同0.7%減の2.37億円、経常利益が同6.4%増の2.27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同9.4%増の1.43億円となった。

厚生労働省が策定した「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」が2019年4月に施行されたことに伴い、同社の主要な取引先において、審査及び新規案件の意思決定に若干の遅れが発生し、当第2四半期累計期間の受注に対し影響が出ている。

医薬営業支援サービスの売上高は前年同期比3.6%減の11.81億円、営業利益は同15.6%増の5.93億円となった。既存サービスの販売体制強化及びコスト削減や効率化等の諸施策などの取り組みを進めた。

医療コンテンツサービスの売上高は同7.2%減の1.81億円、営業利益は同51.0%減の0.35億円となった。医師向け教育コンテンツ「ケアネットDVD」及び「その他」の売上高は同25.4%減の0.63億円、医療教育動画サービス「CareneTV」の売上高は同6.9%増の1.18億円となった。

また、医師・医療従事者向け医療専門サイト「ケアネット・ドットコム(CareNet.com)」は、医師会員獲得及び維持を目的に、前期に引き続き積極的に投資を行っている。当第2四半期末の医師会員数は14万9千人(前年同期比5.6%増)となった。

2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.8%増の31.00億円、営業利益が同6.5%増の5.00億円、経常利益が同10.6%増の4.82億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.9%増の2.92億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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