児玉化学工業---1Q減収なるも、自動車部品事業は大幅な増益で推移

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2019年8月16日 9時46分

児玉化学工業<4222>は9日、2020年3月期第1四半期(19年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.1%減の44.15億円、営業損失が0.34億円(前年同期は0.69億円の損失)、経常損失が0.74億円(同1.07億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.37億円(同1.34億円の損失)となった。

自動車部品事業の売上高は前年同期比0.8%増の28.20億円、セグメント利益は同148.5%増の0.95億円となった。国内自動車部門は、中東向け乗用車及びトラックが堅調であり、三次元加飾工法による乗用車部品も依然堅調に推移した。また、海外自動車部門においては、タイのECHO AUTOPARTS(THAILAND) CO.,LTD.では自動車生産が順調に推移し、売上高は増加した。

住宅設備・冷機部品事業の売上高は同9.9%減の14.67億円、セグメント損失は0.11億円(前年同期は0.15億円の利益)となった。国内住宅設備部門においては、新規着工戸数及び住宅リフォーム需要とも低調に推移し、売上高は減少した。海外冷機部品部門は、タイのTHAI KODAMA CO.,LTD.及びベトナムのTHAI KODAMA (VIETNAM)CO.,LTD.では概ね順調に推移したが、中国の無錫普拉那塑膠有限公司では、現地の景気の下降による現地国内向け部材が減少し、売上高は減少した。

エンターテイメント事業の売上高は同2.5%減の1.27億円、セグメント利益は0.04億円(前年同期は0.03億円の損失)となった。ゲームソフトパッケージの需要は増加したが、映像用ソフトパッケージの需要が減少したことにより、売上高は減少した。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.8%減の177.00億円、営業利益が3.00億円、経常利益が1.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.50億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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