ファーウェイ輸出規制とジャクソンホール会議に注目、SMBC日興証券(花田浩菜)

経済
2019年8月19日 11時48分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

8/19付の「DailyOutlook」では、今週の主なスケジュールについて考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『本日、米国は中国通信機器大手ファーウェイへの輸出規制について、一部への規制適用猶予の期限を迎える。今晩、米政府は今後の輸出規制の運用方針を発表するとみられる。一部では期限を11月まで90日間延長する可能性も報じられている。米国は先週、対中関税第4弾の一部発動延期を決定した。月内にも米中は電話協議を行う予定のほか、来月には米中通商協議の開催が迫っている。米国が6月の米中首脳会談で表明したようにファーウェイへの規制緩和に動けば、市場に一定の安心感をもたらそう』と伝えています。

続けて、世界的に景気減速懸念が高まる中、22日から米国でジャクソンホール会議が開催され、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長などの講演が行われることを挙げ、『市場では来年末までにあと5回弱の米利下げを織り込んでいる。米景気が後退入りする可能性をも警戒しているとみられるだけに、パウエルFRB議長が景気下振れリスクに配慮し、金融緩和に前向きな政策運営の姿勢を示せば、投資家心理の改善に繋がろう』と分析しています。

さらに、『足元の日経平均は寄付きから大幅安となる日も散見されるが、終値では6月4日安値20,408円を大きく割り込むことなく引けており、底堅さも窺える。今週も、神経質に推移する場面も想定されるが、取引時間中に大きく下落したとしても下値での耐性は強いとみられる』とまとめています。

最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介していますので、詳しくは8/19付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

提供:フィスコ

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