東京為替:ドル・円はもみ合い、材料難で方向感は乏しい

通貨
2019年8月20日 12時16分

20日午前の東京市場でドル・円はもみ合い。短期的なリスク要因は後退しているが、材料難のため積極的なドル買いはみられず方向感の乏しい展開となった。

ドル・円は106円半ばから後半を中心とした値動き。世界的な減速懸念に対する過度な懸念は弱まり、日経平均株価の上昇を手がかりにやや円売り方向に振れた。ただ、ドル買い材料は見当たらず、ドルの上昇ペースは鈍い。

ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続く半面、中国株や香港株はマイナス圏で推移し、日本株高を好感した円売りは抑制された。また、米10年債利回りは節目の1.60%を下回る水準で推移しており、ドル買いは入りづらいようだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円51銭から106円69銭、ユーロ・円は118円06銭から118円27銭、ユーロ・ドルは1.1077ドルから1.1088ドルで推移した。

【要人発言】

・豪準備銀・議事要旨(8月6日開催分)

「経済のリスクは短期的にはダウンサイドに傾いているが、中長期的にはより均衡」

「非伝統的な金融政策を導入した先進国の事例を検討した」

《MK》

提供:フィスコ

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