日経VI概況:大幅に低下、外部環境の好転から安心感広がる

市況
2019年9月5日 15時36分

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は5日、前日比-1.02pt(下落率5.82%)の16.48ptと大幅に低下した。なお、高値は17.41pt、安値は16.14pt。香港情勢や英国のEU離脱を巡る混乱が収束に向かうとの見方から、前日の米国市場は大幅高。外部環境の好転を受けて日経VIは低下して始まった。また、米中貿易協議の再開に向けた報道が伝わったことにより日経平均の上値追いが進むにつれ、下げ幅を拡大していった。その後は、円安進行の一服から次第にこう着感の強い展開となっていった。

【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《FA》

提供:フィスコ

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