オプティム---聖路加国際大学と手指衛生モニタリング手法の評価を行う共同研究を開始
オプティム<3694>は12日、聖路加国際大学と8月2日より、聖路加国際病院を研究の場として、同社が提供する「OPTiM AI Camera」を用いた手指衛生モニタリング手法の評価を行う共同研究を開始したことを発表。
同病院で現在取り組んでいる、サーベイランスカメラ(監視カメラ)を用いた直接観察法による手指衛生モニタリングにおいて、モニタリング対象区間をAIにより自動抽出する機能を併用した場合、手指衛生実施率、観察される手指衛生機会数、モニタリングの所要時間がどのような影響を受けるのか評価する。
研究の内容としては、同病院の2病棟を対象に、半年間、AIを活用したモニタリングと従来の方法によるモニタリングを並行して行う。病棟毎に手指衛生実施率を算出し、従来法でモニタリングを実施した場合と、AIを活用したモニタリングを行った場合の実施率、観察された手指衛生機会数、所要時間等の違いについて、時系列分析を用いて評価する。
《SF》
提供:フィスコ