本日注目すべき【好決算】銘柄 ダイセキS、ピックルス、エスクロAJ (18日大引け後 発表分)

注目
2019年9月19日 7時01分

18日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ダイセキS <1712>   ★上期経常を76%上方修正、通期も増額

◆20年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の3.8億円→6.7億円に76.2%上方修正。土壌汚染処理事業で難処理物案件や工事処理一括案件といった高付加価値案件の獲得に加え、リサイクルセンターの稼働率向上や原価低減に注力し、採算が大幅に改善した。

上期増額分を下回る形で、通期の同利益も従来予想の9.1億円→10.7億円に17.6%上方修正。増益率が0.7%増→18.4%増に拡大する見通しとなった。

YEデジタル <2354> [東証2]  ★上期経常を一転15%増益に上方修正

◆20年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の1.2億円→2.9億円に2.4倍上方修正。従来の52.9%減益予想から一転して14.5%増益見通しとなった。顧客企業の戦略的なIT投資需要を背景にシステム開発などの受注が伸び、売上高が計画を16.7%も上回ったことが寄与。コスト削減を進めたことも上振れに貢献した。

ピックルス <2925>   ★上期経常を46%上方修正、通期も増額

◆20年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の10.1億円→14.7億円に45.7%上方修正。原料野菜の仕入れ価格が安定したほか、佐賀工場が稼働から1年が経過し製造効率が改善したことが上振れの要因となった。

併せて、通期の同利益も従来予想の17.3億円→19.9億円に14.8%上方修正。増益率が11.4%増→27.9%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。下期は「ご飯がススムキムチ」発売10周年を記念した広告宣伝などを更に強化する予定。

エスクロAJ <6093>   ★上期経常を19%上方修正

◆20年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の1.6億円→1.9億円に19.1%上方修正。減益率が26.4%減→12.3%減に縮小する見通しとなった。受託件数の本格的な増加が第3四半期以降に後ずれし、売上高は計画を10.2%も下回ったものの、経費削減などコストコントロールに注力し、採算が改善したことが利益を押し上げた。

静甲 <6286> [JQ]  ★上期配当を5円増額修正

◆20年3月期の上期配当を従来計画の8円→13円(前年同期は8円)に大幅増額修正した。従来計画の普通配当8円に、創業80周年記念配当5円を上積みする。年間配当は21円になる。

権利付き最終日の26日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。

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