ソフトバンクグループが続落、ウィーワークの経営懸念で売り圧力表面化
ソフトバンクグループ<9984>が続落。全体相場が軟化しているが、日経平均寄与度の高い同社株の下げが少なからず影響を与えている。同社はシェアオフィス大手「ウィーワーク」を手掛けるウィーカンパニーズの最大の出資者だが、このウィーカンパニーズのニューマンCEOが退任することが発表され、これを嫌気する形で売りがかさんでいる。市場では「ウィーカンパニーズの赤字経営に対する懸念が膨らんでいる。万が一上場できない場合、ソフトバンクグループがその負担を被ることになり、今回のCEO退任は見た目よりも根が深い。シェアオフィス業界自体もFRBが注意喚起を促すなど警戒ムードが出ており、(ソフトバンクにとっても)風向きが悪くなっている」(国内証券マーケットアナリスト)という。なお、ソフトバンクグループの売買代金は全上場企業の中で第2位。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)